ブルース・リーのキャラクター 結城永人 -10月 06, 2023 ブルース・リーの俳優/武術家としての特徴 Bruce Lee 'Enter The Dragon' - Boards Don't Hit Back|Bruce Lee ブルース・リーの特徴は武術家と映画俳優と哲学者の三つの顔を持つ人物であるといえる。截拳道を創設した卓越した武術の能力と『燃えよドラゴン』などの主演映画で世界的なスターとなり、さらに「水になれ」という型に嵌まらない哲学的な思想を持っていた。後世の人々に武術と映画と哲学において多大な影響を与えた。 関連ページブルース・リーのプロフィールブルース・リーのエピソード 截拳道の創始者 截拳道(ジークンドー)を創始した。截拳道は中国武術の詠春拳を他の武術も取り入れて強化した振藩功夫(ジュンファングンフー)をさらに実戦的に磨き上げた武道である。1965年に基本構想が出来上がったといわれ、1966年に武術家のダン・イノサントとの会話中に「截拳道」の名称が現れ、そして1967年から書面などでも正式に呼ばれることになったようだ。オープンフィンガーグローブやキックミットやキックシールドといった練習用具を新たに考案したことも含めて後の総合格闘技の魁とも見做されている。 希代のアクションスター 人気映画に出演した。主演作は『ドラゴン危機一髪』、『ドラゴン怒りの鉄拳』、『ドラゴンへの道』、『燃えよドラゴン』、『死亡遊戯』(死後に発表)の五作である。中国の香港で人気に火が付いて『燃えよドラゴン』からアメリカのハリウッドも関わり、日本を含めて世界中で知られる俳優となった。何れも格闘物で、怪鳥音と呼ばれる独特なかけ声(アチョー)と武術家としての本格的なアクションが人々の注目を大きく集めた。 優れた武術指導 俳優や武道家に武術を指導した。自身がアメリカへ初めて来た大学時代に振藩國術館を開いて振藩功夫を教え始め、俳優時代を経て死ぬまで続けていた。振藩功夫の後、さらに武術を極めて截拳道を開発するが、その頃は道場での大人数での指導に熱意を失って少人数での指導に変わって行ったとされる。生徒にはジェームズ・コバーン、スティーブ・マックイーン、ジョージ・レーゼンビーといった俳優、そして截拳道を継承することになるダン・イノサントやテッド・ウォンといった武術家などがいた。 格闘の哲学者 武道の哲学について幾つかの本と記事を書いた。自身の武術が人生に適用できる方法について考えていた。東洋哲学の古代禅仏教や老荘思想に影響を受けながら独自に発展したようである。ドラマ『復讐の鬼探偵ロングストリート』やインタビュー『Bruce Lee : The Lost Interview』で話した「水になれ」が形に囚われない戦い方としての生き方を良く表していた。 些細な日常藤井聡太は将棋なしには生きられないつもりの棋士で勝負にはブルース・リーの截拳道並みの集中力で挑むから強いんだジョナサン・モフェットのドラムの8ビートの切れ味の鋭いグルーヴ森累珠の人間の喜怒哀楽を刺激するブルース・リーの再現動画 コメント 新しい投稿 前の投稿
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